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縛られている女性。

不自由な姿形、拘束され固定されたポーズ。
そこには拘束具で感じることの出来ない、美しさがあると思います。

拘束された状態では、もちろん身動きがとれません。
全ての選択権を主人に委ねている状態です。

M字開脚などの性器を露出した格好で縛られれば、どんな恥ずかしい行為でも受け入れなくてはなりません。
もしかすると尻に鞭を打たれるかもしれません。
そのまま奉仕を命ぜられるかもしれません。

どうにでもされてしまう可能性の被虐感。
自分の意思で、自分の身体を晒し出すのです。
そういった可能性を想像するからこそ、縛られた女性は、それだけで濡らしてしまいます。

奴隷の心内には、先にある可能性を考えても答えが出てこないため、期待感と不安感が交差します。

そして、そういう気持ちは表情にあらわれます。
縛られた女性は、その姿形だけではなく、表情もエロティックです。


もしかすると、
何かされてしまう、と思っているのに、
縛ったまま何もされないことがあるかもしれません。

奴隷は床に。
主人は椅子に。
何もせず、ただゆっくりと観賞される。そういった時間が与えられる。

何もされない、ということは、複雑な感情が先延ばしされる、ということ。
それはそれで立派な責めの一種になってしまうのかもしれませんね。





感想等はこちら

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コメント
No title
素敵な文章ですね。 詩のような流れで、ドキドキする内容です。
でも、男性だって縛られればエロティックな顔をします。 何もしないで鑑賞していれば、心臓と脳に異常が生じるんです。 宗夜さんは、Mの気持ちが良く分かっているみたいですけど、一度、Mに堕ちてみてはいかがですか?
2007/04/03(Tue) 23:18 | URL | CHIKA | 【編集
No title
>CHIKAさん
コメントありがとうございます。
そうですね。Mに堕ちると色々勉強になりそうです。CHIKAさんもMになってみるの、いかがですか?
2007/04/04(Wed) 00:02 | URL | 宗夜 | 【編集
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2007/04/05(Thu) 00:03 |  |  | 【編集
No title
ドキっとするお返事、ありがとう。Mにも興味はありますよ。 Mのひとの気持ちは良く分かるので、こっそり楽しみたいと思うこともありますね。
でも、それよりもS男性をMにしたい気持ちの方が、ずっと強いですよ。
2007/04/05(Thu) 06:48 | URL | CHIKA | 【編集
No title
調教中、感情の赴くまま私の言葉に従う奴隷を見ていると、たまに羨ましいと思うときがあります。おそらく私にはそこまでMに没入するMの感情力がないのです。CHIKAさんもそんな感じでしょうか?
魅力的な女性を見ると、まず支配したいと考えてしまうのですから、病気ですね。
2007/04/06(Fri) 02:23 | URL | 宗夜 | 【編集
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2014/11/15(Sat) 17:58 |  |  | 【編集
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