2013年11月29日 (金)
餌の時間。
陶器製の平皿に、餌を盛りつけた。
贅沢にも、市販品をそのまま開けて。
餌は本来、私の食べ残しが適切なのだが、あいにくその日は食事を済ませていた。
木材の床の上に、コトリと餌を盛った皿を置いてやると、
四つん這いの奴隷は、
嬉しいのか、頭がよく回っていないのか、恍惚としているのか、判別しずらい表情をしていた。
リードに繋がれた首輪。そして瞳の焦点が定まっていない。
「お腹空いただろう、食べなさい」
奴隷は、礼儀正しくきちんと返事をして、
裸で私の足元にある皿に顔を近づけた。
餌を与えると、頭の姿勢が低くなり、
四つん這いの奴隷は、自然と脚を開き、尻を突き出すような格好で食すことになる。
だが、私の足元に皿はあったから、横向きの状態だった。
淫靡な身体を柔らかくしならせ、肩胛骨だけを動かして、餌を食べ始める奴隷。
背中から尻に至るラインが女性らしく美しい。
咀嚼する音は、それほど聞こえない。
しばらく眺めて、もっと豚らしく下品に食しなさい、と命じようと一瞬思ったが、やめる。
気分を変えて、私の座っている椅子から遠い場所に、わざわざ皿を移動させる。
突然皿を取り上げられた奴隷は、不意打ちを食らう。
一瞬どうしたらいいのか分からない、といった顔をした。
私が顎で指し示すと、無心にそこに向かって四つん這いで歩いた。
そこには躊躇いはなかった。
私の座る椅子から正面で、丁度、人1人分離れた場所に皿はあるから、自然と、奴隷は、私に尻を向けた形になる。
お尻を向けているから、表情はうかがい知れないが、さきほどまでの鞭の痕が生々しく見えた。
奴隷は、ふただび餌を口にしようとする。
意地悪く、
私は後ろから、尻を足先で小突いて遊ぶ。
足の親指を使って、もてあそんでやると、
声が聞こえた。
餌と尻・・どちらにも集中できずに困惑しているのか。
本来、ありえない組み合わせが奴隷のこころを乱す。性と食。
私の親指に蜜がついた。
奴隷は食後のデザートと称して、それを舐めることになかもしれない。
足指を汚してしまい申し訳ございません、と言って。
「ごちそうさまでした」
こちらを向いた奴隷が言った。
陶器製の平皿に、餌を盛りつけた。
贅沢にも、市販品をそのまま開けて。
餌は本来、私の食べ残しが適切なのだが、あいにくその日は食事を済ませていた。
木材の床の上に、コトリと餌を盛った皿を置いてやると、
四つん這いの奴隷は、
嬉しいのか、頭がよく回っていないのか、恍惚としているのか、判別しずらい表情をしていた。
リードに繋がれた首輪。そして瞳の焦点が定まっていない。
「お腹空いただろう、食べなさい」
奴隷は、礼儀正しくきちんと返事をして、
裸で私の足元にある皿に顔を近づけた。
餌を与えると、頭の姿勢が低くなり、
四つん這いの奴隷は、自然と脚を開き、尻を突き出すような格好で食すことになる。
だが、私の足元に皿はあったから、横向きの状態だった。
淫靡な身体を柔らかくしならせ、肩胛骨だけを動かして、餌を食べ始める奴隷。
背中から尻に至るラインが女性らしく美しい。
咀嚼する音は、それほど聞こえない。
しばらく眺めて、もっと豚らしく下品に食しなさい、と命じようと一瞬思ったが、やめる。
気分を変えて、私の座っている椅子から遠い場所に、わざわざ皿を移動させる。
突然皿を取り上げられた奴隷は、不意打ちを食らう。
一瞬どうしたらいいのか分からない、といった顔をした。
私が顎で指し示すと、無心にそこに向かって四つん這いで歩いた。
そこには躊躇いはなかった。
私の座る椅子から正面で、丁度、人1人分離れた場所に皿はあるから、自然と、奴隷は、私に尻を向けた形になる。
お尻を向けているから、表情はうかがい知れないが、さきほどまでの鞭の痕が生々しく見えた。
奴隷は、ふただび餌を口にしようとする。
意地悪く、
私は後ろから、尻を足先で小突いて遊ぶ。
足の親指を使って、もてあそんでやると、
声が聞こえた。
餌と尻・・どちらにも集中できずに困惑しているのか。
本来、ありえない組み合わせが奴隷のこころを乱す。性と食。
私の親指に蜜がついた。
奴隷は食後のデザートと称して、それを舐めることになかもしれない。
足指を汚してしまい申し訳ございません、と言って。
「ごちそうさまでした」
こちらを向いた奴隷が言った。
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