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仕事で飲みに行った席でのはなし。

20代のスタッフです。

彼ら、彼女らと話していて言われたことがあります。

そろそろ三十の声が聞こえそうな立派な大人なのにも関わらず、面と向かって
「褒めて欲しい」
と言うのです。

公然と言うところが面白いですね。

理由を聞いてみると「自信がないから」と言います。


きちんと仕事をしている、立派な大人がそのようなことを言うのですから、少し面食らいました。

好意的に解釈すれば、彼らの心情はよく分かりますし、自信がないのも分かります。

私も仕事で成果を出したときには、評価され自信を深めたことを思い出しますし、

誰しも褒められた分だけ成長する可能性を秘めているでしょう。




調教でも奴隷を褒める、ということは、よくある場面です。

褒めるか叱るか、という選択肢は、常に私の目の前にあります。

命令に対してよく従えたときや、主人を愉しませようと懸命になっている姿を見ると

つい褒めたくなってしまいます。抱きしめたくなることもあるでしょう。




でも、単純に褒めれば伸びて、叱れば萎縮してしまう、というものでもないと思います。

どちらを選択するかによって、調教の進み方は大きく変わるものの、

どういう場面で、叱る、褒めるかは、場合によって大きく変わります。



たとえば、褒められると不安になる、という場合があります。

褒められても「本当は違うんだ」と、どうしても感じてしまうことってないでしょうか。

素直に心から喜べない場合です。



逆に「きちんと叱って欲しい」という願望も持っている方も多いかと思います。

「厳しく躾けていただきたい」

「我が儘はいわせないで欲しい」

等です。

厳しく躾け、叱る事が奴隷の成長に繋がり、自信を深めていくことだってあるのです。


さらに、

褒められたいから命令に従っている・、ということが、見えてしまっている場合もあります。

これは、あまり良い状態ではありませんから、躾けなければいけません。


一番知っておいて欲しいのは、

叱っているときも、褒めているときも、奴隷に込めている気持ちは変わらないということです。


叱るのはエネルギーを使います。

褒めることよりもずいぶんと使います。

主人は、その分のエネルギーを使う価値があるものだから、使っているのです。

ですから叱られることに、必要以上の負を感じる必要はないでしょう。

反省すれば良いのです。




それでもなお、褒めるというのは、

最も良い影響力あることなのには違いありません。



頑張った奴隷には、気持ちよく褒められる関係が理想です。