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かなり間をあけてしまいましたが、久しぶりに記事を書いてみたいと思います。



主従関係におけるM女性なら、

「ご主人様に大切にされたい」と思っている方は多いと思います。



普通の女性なら、あたりまえのことのように思えますが、

主人と奴隷という立場になると、

「奴隷という身分なのに、大切にされたいって思っていいのか」

と悩むM女性もおられるかもしれません。



そこまでいかなくても、

大切で必要とされ、求められる奴隷になるには、どうしたらいいのか。

というのは、やはり大きな関心にやりやすいと感じます。




私見を言えば、

主従において、そのような感情を持つM女性がいること、

M女性が「大切にされたい」思うことは、

ごくごく自然な感情です。



奴隷だからといって、それを禁ずることは、不自然なことに感じます。



ただし、その感情とは正しい向き合い方もあるようです。



今回は、そんなことについて記してみます。







ひとつかんがえてください。

ご自分のことです。

それを考えると、わかってくることがあるかもしれません。




貴女は、


厳しく躾けられたい、と思いますか?

自分のわがままなんて無視して、きちんと主人好みに躾けられたいですか?



でも、優しくしてほしい時もあるはずです。

気持ちが矛盾していますよね。それはどうしてですか?

あなたが優しくされたいときに、厳しくされてしまったら、どうなるのですか?



好きなようにめちゃくちゃにしてほしいと思うのに、

大切にもされたいのですか?



優しすぎるのとは違いますよね。

それとも、単に強制的に命令されるのとも違います。



自分のことですから、どうしてか分かりますよね。

それともよく分かりませんか?



自分のワガママにはきちんと叱ってほしいですか?

それでも、リアルに叱られるとかなり傷つくのではないでしょうか。

望んでいることを与えられて傷つく。


それはなぜでしょうか。


そもそも、あなたはなぜ、大きな存在に服従したいのでしょうか?





そして、この質問に対して、貴女が正確に答えられるかどうか…、は重要ではありません。

支配する側のS男性が答えられるかが、重要なのです。



実際のところ、

あなたは、ものすごくSの力に敏感なはずです。

S男性が、貴女の考えていることを読めていない場合、貴女はすぐに勘づくはずです。



「言っていること、していること、なにか違う…」

「わたしが求めているものではない。違和感がある」

「この人には服従したいと思わない」

「うわっつらだけ」




逆に、貴女が真に服従したいSと出会った場合、こんなことを感じるかもしれません。

「どうして、私はこんな気持ちになるのか。どうしてこの人にこんなにも惹かれるのか」

「どうしてこんなに今まで経験したことがないくらい気持ち良いのか」

「なぜ、言ってもいないのに、全部わかってしまうのか・」



つまり、貴女が支配されたいと思うS男性は、貴女の心の中を完全に掌握しているのではないでしょうか。

奴隷の貴女が何を欲して、

どうして奴隷になっているのか完全に解っているのではないでしょうか。

奴隷に何を与え、何を与えないのか、その選択肢を自由に取ることができる、

だからこそ支配できるのです。




さて、ここに、

貴女が真に惹かれるS男性については記しました。



では、Sが求める奴隷とは何なのでしょう?

S男性が大切にしたいM女性とは?ということです。



つまり貴女自身のことです。

それは、

立場をすり替えてみればわかりやすいと思います。




つまり、

貴女は主人の考えがわかりますか?

心の中がわかりますか?

ということです。



もちろん、大前提としてSは奴隷に対して自分の考えなり、気持ちを伝えていくことが、

調教では大切なこととなります。


しかしこれは、結構難しい問題でもあるようです。



わたしがM女性からされる質問で、

「私のご主人様が何を考えて、〜しているのかわからないので教えて下さい」

という内容が比較的多いことにもあらわれています。



質問してくる女性の気持ちはよくわかります。

そこには、「わからない」いろいろな理由があるでしょう。

言っていることは分かるが、それがどうしてか、よくわからない。

分かるけれど、できない。

等々です。

少し経験のあるM女性ならお分かりになるのではないでしょうか。



でも、わたしは、

それでも、主人を分かろうと努めるM女性の姿勢が

ひとつのポイントになるように感じます。


分かろうとする姿勢や気持ちから、一筋の道が伸びているような感じがします。

分かりたいという気持ちが何かを生むのです。

それによって、それが、何か思いがけない結果に繋がります。




いろいろと私の気持ちを読んで、一生懸命考えてくる奴隷は可愛いものです。

的外れであろうと、考えに考えた結果を感じ取ることができます。


そのうち、私の言葉の真意に近ずくことができます。

私に近ずくことができます。



そして、そういう奴隷を「賢い」と感じます。

大切にしたい奴隷です。







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