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女を一人がけのソファの前に立たせる。

黒い革張りのどっしりとしたソファだ。
座面に奥行きがあり、幅広の腕置きがある。


座るよう命ずると、
女は礼儀正しく返事をして、言われた通り、そこに座った。

身体には何一つ身に纏ってはいない。
スレンダーな肢体から長い脚が伸びている。

私はそのまま深く腰掛けるように、命じた。





「脚を開け」

おずおずと長い脚を開く女。剃り上げられた陰部が次第に顕わになってくる。

「足をソファにのせて開くのだよ」

いわゆるM字開脚のポーズをとらせると、はっきりと女の恥部が晒しきった状態となる。

緊縛ではなく、自分で自分の脚を開かせると、女は羞恥のあまり、声を上げながら、顔を私に背けた。

固定するのも良いが、自ら開かせるのは自分の意志があるから、また違った羞恥となる。

その横顔は、恥ずかしさのあまり私を見ていないが、性器は私に向かっている。





「私はナルシストだと思います・。

自分で自分の姿を見るのは好きですし、

実は、綺麗に撮れた自分の写真も、飽きずに眺めてしまいます」


女がそんな事を言っていた事を思い出す。

どこかで、M女性はナルシストだ、
と見聞きすることもあるが・、

どうなのだろうか。

自分の外見に自信があるからこそ、はしたないポーズをとることに悦びを見いだすのだろうか。





さらに命ずる。

「自分の手で性器を両側から開きなさい」

女は躊躇った。また声にならない声をあげる。

「・・・」

観念したかのように、ゆっくりと太ももと脚の間から手を差し込み、少しだけ陰部を開く。

「よくみえないな」

「・・」

淫靡なものが姿を現す。奥まではっきりと見える。


しばらく黙っていると、
女が途切れ途切れに言った。

「はしたない奴隷のお○○○、どうぞご覧下さいませ」

性器から溢れ出てきてくる液体。

女は激しく悦んでいた。






ナルシストなら、自分の外見が好きで、自信があるのは当然だろう。

綺麗な外見を汚されるから、被虐が生まれても良さそうなものである。



しかし本当にそうなのだろうか。

M性とは表面的なナルシズムから生じない。もっと内部から湧き起こる場合が多い。


もしかすると、
女が自信を持っているのはあくまでも外見だけ。
自分の中身に自信が希薄だからこそ、辱めを受け、M性が育まれる・。


被虐は、その自分自身を底から晒し出すことを要求する。
支配に心を奪われてしまうのは、外見ではなく、中身に対する自信と関係している。

M字開脚は、服従しなければ到底できない、行為の一つ。

服従して心を解放するからこそできるのかもしれない。






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