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性に対して、保守的な考えを持っている女性・・・
例えば、性的欲求のために、男に惹かれるのはふしだらなこと、
と考える女性がいます。

これは貞節がある、という意味で良いことでしょう。
誰とでも寝る女じゃない、という事です。

それだから故、
SMに一歩足を踏み入れる時、
「SM」を理由にして
つまり性的欲求に類する行為を理由にして
足を踏み入れる事に躊躇いを感じる場合があります。
SMに惹かれる自分を許せるものではないのです。

・・・SMをしている瞬間は、その甘味な行為に酔いしれても
我に返ると、そんな行為をしてしまう自分を後悔してしまう・・
と同時に、そんな自分を許せない

・・・肉体的快楽を追求している人と、自分とは違うと思ってきた。

・・・自分の信じてきた価値観と、身体の反応が反対。

・・・自分の意外な反応に驚き、それを拒否してしまう。


この気持ちは、先日のエントリーでも触れた
心をさらけ出した事がない恐怖と戦う悦子と似ています。

ただ一生懸命、自分の気持ちと、頭の中の理屈がぶつかりあっている
状況だけが、似ているのです。

自分の気持ちに素直になりなさい、とは言えません。

暴飲暴食の先は、死、です。

ただし、極上の味を追い続けてしまうのも人間なのです。

それを味わったことのない人が、特に不幸なわけではありません。

その代わり、その味を知っているのは、
味わったことがある人だけなのです。